2016年07月07日
6月の院外レクは岩槻城址公園に行って参りました。
城址公園では、睡蓮、紫陽花が咲いていて、季節を感じながら散歩をすることが出来ました。
梅雨の季節でもあり、院外レク最終日はあいにくの雨でした。それでも車に乗って田んぼを近くまで見に行ったり、車からでも紫陽花が見られるところまでドライブに行きました。
病院に戻ってからは4階の見晴らしの良いところで職員もコーヒーを飲みながら茶話会を行いました。
そこでの印象的なエピソードをひとつご紹介いたします。
参加された女性患者さまのお一人は、普段口数が少なく声掛けに返事をされなかったり顔を背けるような行為が多く見られました。
しかし、夜間帯は笑顔や職員を気遣う言葉を仰ってくださるそうです。
今回、日中の時間帯にも同じような言動がみられ、丸いテーブルを囲いながら患者さま職員共に談笑のひと時となりました。
考えられることとして、院外へ行くときには安全のため患者さま1名に対して職員も1名関われる人員を確保しており、それにより普段より患者さまの様子を見ることができ、その様子に応じて声掛けができること、院外へ行くことによる普段とは違った刺激があること、丸テーブルを囲むことで相手の表情が良く見えたり、自分以外の人と人のやり取りがよく分かったからではないかと考えました。
院外レクは、夏の間の7月と8月はお休みとなります。
しかし、畑の様子を見に行ったり、お天気の良い日や少し涼しい日などは敷地内を散歩に行く予定になっております。
院外レク再開の9月は大宮盆栽美術館へ行く予定です。